総務
2021年新卒入社/法学部卒
総務課へ配属。文書管理などの実務からスタート。
リスク管理や防災など、他部署や社外を巻き込んで行う業務に取り組む。
株主向けの法定文書など、専門性の高い重要文書の作成業務にも携わるように。
私は昔から手芸や絵など、自分で何かを作ることが好きで、就職活動の際はものづくりに携わることのできるメーカーに絞って探していました。そんな時、ダイジェット工業の説明会に参加すると、業績やその時に抱えていた課題を包み隠さずに話してくれたのです。なんて正直な企業なんだろう、と感じました。
他の企業は良い部分だけを言うところが多い中で、そうではないダイジェット工業の姿勢に誠実さを感じました。私が説明会に参加した頃はコロナ禍で業績が下がりはじめていた時期でしたが、「会社は今、変わろうとしています。それを踏まえた上で、みなさんに入社していただきたい」と。私の目には、そう話す人事の方がとても魅力的に映りました。
その後、参加した座談会でも社員のみなさんの人柄や、社員同士の間に流れる空気を感じ取って、働きやすそうな会社だと思いました。内定が出たあとの電話でも「ぜひ、我が社に!」ではなくて、「いろいろな会社も見て決めてください」と判断を委ねてくれたのが心に残っています。入社前から、いろいろな場面でダイジェット工業の誠実さを感じられる就職活動となりました。
現在、私は総務課員として、さまざまな業務を担当しています。まず、株式実務。毎年6月に開催する定時株主総会に向けての準備やそれに関連する書類の作成、信託銀行や印刷会社など業者とのやりとりなどです。次に、ガバナンス関連業務。上場企業に求められるコーポレートガバナンスコードに対応すべく、様々な取り組みを推進しています。そして、リスクマネジメント業務。当社にはどのようなリスクがあるのか、各部署へのヒアリングなどから現状の把握と課題の洗い出しを行い、リスク一覧としてまとめ、毎年1年かけてフォローアップを行っています。
ほかにも、消防署と打ち合わせした上で行う消防訓練などを含む防災関連業務や、各種社内行事の準備やOB・OG会の運営など、総務らしい仕事の幅広さです。ジャンルの異なるさまざまな業務に携われることが、私にとっては魅力的です。広い視点や日々の知識の更新が求められる業務が多く、おもしろいんですよ。
学生の方からすると「たくさんの業務を覚えるのは大変」と感じるかもしれませんが、ダイジェット工業のいいところの一つは、教育の手厚さです。先輩がちゃんと隣で仕事を教えてくれてから独り立ちを迎えますし、総務の業務はダブルチェック・トリプルチェックが基本なので安心してください。また、外部の講師を招いての階層別研修もあり、私は自分の業務を行う目的を見つめ直して、大きく成長することができました。
総務部は、直接、売上に貢献できる部署ではありませんが、会社にとって重要なことをしているという認識でいます。言い換えれば、会社で働く人たちがいかに働きやすい環境を整えるかが私たちの仕事。縁の下の力持ちなんです。会社がいい方向に進めるように、少しでも力になれればと思います。
ワークライフバランスについては、部署にもよると思いますが、私の場合、残業は平均月3時間くらいで、休日出勤もほとんどないです。有給休暇も、業務の都合を見ながら、取りたいと思ったときに取れるので、プライベートと仕事の両立がしやすいです。
今は人生で最も自分と向き合うことができる時間でもあると思うので、「なぜ、その企業に心が惹かれたのか」「一番大切にしたいことは何なのか」を自分に問いかけ続けると、すてきな企業に出会えると思います。
就職活動の期間は、いろいろな業界をたくさん覗いて体験することができる貴重な期間なので、思い詰めすぎずに、楽しみながら取り組んでほしいなと思います。
ENTRY
ENTRY